大湧泉杯ルーザーズカップ 使用構築
大湧泉杯をこのまま終わらせるのはもったいない!
というわけでコウキさん主催のもと大湧泉杯ルーザーズカップが開かれました。大湧泉杯での反省を活かして組んだパーティーがこちらです!
大湧泉杯の負け越しでメガマンダに限界を感じた僕はメガマンダに代わる新しいメガ枠を探していました。「メガギャラどうだろう…?でも舞わなきゃ抜けないやつ多いしなぁ。メガプテラ…?命中不安技打ちたくない…。いっそエースを非メガにしてメガバナでサイクル回すか…?」そんななかで目に止まったのがメガサメハダーでした。「非メガ状態で守れば加速でS上げて頑丈顎で上からワンパンできるんじゃね?強いやん!」
ですがこいつをよーく考察してみると、Aが140で、同タイプメガポケモンであるメガギャラよりも15も低く、頑丈顎込みでも微妙に火力が足りないことに気づきました。じゃあどうしよう。せや!まきびし撒きまくったろwと悪戯心によりまきびしを絶対撒けるクレッフィと、相手のスピンで撒いたまきびしが除去されないようにメジャーなスピナーであるドリュウズやドククラゲに強いオーロットを採用。高いSで上からマウントを取れるフェローチェを雑に突っ込んだ。ボルチェンを切れてサイクルの潤滑油になるバトングライを採用し、最後にあまりに毒びしが刺さっていたため、毒びし回収兼ステロ撒きにウツロイドを入れて完成しました。
相手にスピンや霧払いを打ってきそうなポケモンがいなければ、最初はクレッフィが殺されてでもまきびしを3回撒きます。その後、フェローチェの蜻蛉でサイクルを回したり、グライでバトンしたりして、サメハダーをいい感じの対面で出し、全抜きします。
それでは個体紹介です!
サメハダー@メガ 加速→頑丈顎 意地ASぶっぱ
守る 滝登り 噛み砕く サイコファング
非メガで守って加速して全抜きを目指します。
ところで皆さん、サイコファングという技をご存知でしたか?僕は恥ずかしながら知りませんでした。この技で舐めて受けに出てきたバナやドヒドに大ダメージをぶち込みます(HBバナに56.6%〜67.3%、HBドヒドに 57.3%〜68.7%)。最初は氷の牙を入れようと思っていたのですが、「誰もメガマンダとかいうクソザコ使わんやろ!(名推理)」と読んでサイコファングを採用しました。効果は絶大。まきびしダメージと合わせてバナに回復不能のダメージを与えた試合が2試合ほどありました。
このポケモンを上手く通せた試合は全部勝てたと思います。圧倒的パワーとスピードを見せてくれました。
クレッフィ@光の粘土 悪戯心 穏やかHDぶっぱ
まきびし リフレクター 光の壁 電磁波
まきびし絶対撒くマン。ついでに壁も貼って後続をサポートします。少し悩みましたがイカサマは切って電磁波を採用。特に不自由はしませんでした。徹底的にサポーターとし、こいつが死んでから死に出し展開という試合が多かったです。間違いなく影のMVPでした。
オーロット@フィラの実 収穫 腕白HBぶっぱ
呪い 宿り木 身代わり 守る
66では割とメジャー(だと思ってる)な型のオーロット。相手の高速スピンを透かしてまきびしを除去させないようにします。ドリュウズに強くするためにHBとしました。TODをしかけることも可能。
フェローチェ@命の珠 ビーストブースト 無邪気ASぶっぱ余りc
飛び膝蹴り 冷凍ビーム 蜻蛉返り 毒づき
大湧泉杯での反省で、マンダの上を取れる奴が一体欲しいと思い、フェロかゲコどっちにしようかと考え、サメとタイプが被っていないフェロにしました。上から蜻蛉打ってるだけでめちゃめちゃ強かったです。サメが倒しきれなかった残りの敵を掃除するという役目も果たしてくれました。二枚目のエースといって過言ではありません。
ただめーぜんさん戦でこいつが膝を外して死んで、カミツルギを処理できるポケモンいなくて負けという試合がありました…。あそこ冷凍ビームで落とせたのかなぁ。僕とめーぜんさんとの戦いはブロックの2位抜けが決まるという大切な試合だったので、もっと慎重にいくべきでしたね…。
地震 身代わり 守る バトンタッチ
サイクルの潤滑油。身代わりを貼ってからバトンタッチでサメやフェロに繋ぎます。毒々を抜いたため単体性能は落ちましたが、それを差し引いてもエースへ繋げることができるのは強かったです。めちゃめちゃ仕事してくれました。
ウツロイド@岩Z ビーストブースト 臆病CSぶっぱ
毒びし回収役兼ステロ撒き。全体的に重いレボルトなんかも見れます。適当にZもぶっぱなします。カグヤムドー意識で十万ボルトを採用しました。
岩Zは結構な火力が出たのですが、ミリ耐えされることが多かったです。ですが崩しとしては十分だったのではないでしょうか。
結果はユウキさんが全勝で一位抜け、めーぜんさんが5勝1敗で2位抜け、そして僕が4勝2敗で3位になりましたが、またもや予選落ちでした…。悔しかった…。悔しすぎてあまり飲めない酒を飲みました。一杯だけ。
かなりいい出来の構築であると自負していますが、KPの高いマンムーに上を取られると何もできないというのが構築の欠陥というか僕のプレイング不足というか…。それから地面が抜群でない鋼(ハッサム、カミツルギ等)もキツかったですね。変えるとしたらウツロイドの枠でしょうか。まきびし役ももっといろいろなポケモンを考察してみてもいいかもしれません。
シングル66というルールに手を出したのはちょうどSMが始まってしばらく経った頃だったでしょうか。ずーっとボーマンダ軸しか考えてきませんでしたが、SMの最後に自分の殻を破ってACSがぐーんと上がった感じがしてよかったです。66でサメハダー使ったことある人います?いませんよね?起源主張します。
USMでもサメハダーは考えていきたいですね。それでは大会を企画してくださったわいたろうさん、ルーザーズカップを運営してくださったコウキさん、そして大会を通して対戦していただいた皆様、本当にありがとうございました!USM環境でもシングル66を盛り上げていきましょう!